電子帳簿保存法対応

電子帳簿保存法、2024年1月から紙保存がNG!

電子帳簿保存法とは、税務関係帳簿書類を電子データで保存することを可能とする法律です。
法改正により2024年1月1日よりから電子取引データの紙保存が廃止され、
原則として電子データでの保存が義務付けられました。

適切な対応を怠ると、税務調査で指摘された場合、過少申告加算税などの重加算税が課される可能性があります。 そのため、事前に要件をよく確認し、適切な対応を行うことが重要です。
電子帳簿保存法改正のポイントと、重要な電子取引データを安全に保存する方法を紹介します。

電子帳簿保存法改正の重要ポイント

1

全ての法人
個人事業主が対象

所得税・法人税を申告する組織
全ての業種、法人・個人事業主が対象です。

2

電子取引データの
電子保存が義務化

電子取引データの紙保存の廃止2024年1月1日からは原則として電子データでの保存が義務付けられました。

3

データの保存期間は
7年間

7年間(最長10年)の保存が必要です。
長期高耐久な機器でのバックアップが重要です。

電子取引データ保存時の要件

真実性の確保

電子取引データは、その作成日時や内容が改ざんされていないことを確保する必要があります
そのためには、以下のいずれかの要件を満たす必要があります

  • タイムスタンプ付与*
  • 取引情報の授受時に、電子データの作成日時や内容の改ざんを防止する措置が講じられていること
  • 電子データの作成日時や内容の改ざんが容易でないことを客観的に示すことができること

*付与期限の条件あり

可視性の確保

電子取引データは、その内容を容易に読み取ることができるようにする必要があります
そのためには、以下のいずれかの要件を満たす必要があります

  • 電子データの保存場所に、電子計算機(パソコンなど)、プログラム、ディスプレイ、プリンターおよびこれらの操作マニュアルを備え付け、画面・書式に整然とした形式および明瞭な状態ですみやかに出力できるようにしておくこと
  • 電子計算機処理システムの概要書を備え付けること
  • 検索機能を確保すること

保存期間・保存環境

電子取引データは、その作成日(または交付日)から7年間(最長10年)保存が必要

電子取引データは、その改ざんや滅失を防止できる環境で保存する必要があります。
具体的には、以下の要件を満たす必要があります。

  • アクセス制御やバックアップなどのセキュリティ対策を講じること
  • 災害に備えて、複数の場所への保存や、データの複製を作成すること

あなたは大丈夫?
電子データの保存はできていますか?

  • 長期保存ができる機器に保存をしていますか?
  • 参照したいデータをすぐに見つけることができますか?
  • 定期的に電子データをバックアップしていますか?
  • 災害に備えて、複数の場所への保存や、データの複製をしていますか?
  • 災害発生時に、データの復旧やアクセスを迅速に行うための計画を策定していますか?

1つでも当てはまらなかったら保存環境の見直しを

電子取引データ保存時の要件を満たしていない場合、
税務調査で指摘された場合、 過少申告加算税などの重加算税が課される可能性があります。そのため、電子取引データ保存時の要件をよく確認し、適切な対応を行うことが重要です。

とは

TENMA(テンマ)とは、企業様のために開発されたセキュアなクラウドストレージサービスです。
データ復旧の会社だからこそ実現できた安心のクラウドストレージサービスです。

クラウドストレージ(オンラインストレージ)とは?

クラウドストレージとは和訳すると、保管・倉庫という意味があります。クラウドストレージとはインターネット上でデータを保管できる場所という意味になり、インターネット上のハードディスクと考えてもいいでしょう。
クラウドストレージのサービスとは、提供会社がディスクスペースをユーザに貸し出すサービスです。無料のものから有料のもの、容量に制限のあるものなど様々です。

「電子帳簿保存法改正」データ保存先に
がおすすめな理由

  • 1
    機器故障によるデータ損失がなく長期間保存が可能
  • 2
    自動バックアップ機能でデータ消失のリスクを軽減
  • 3
    高いセキュリティレベルカスタマイズ性
  • 4
    アクセス権限の設定による不正アクセス防止
  • 5
    データ暗号化による情報漏洩防止
  • 6
    NASと連携も可能・クラウドバックアップ可能
  • 7
    災害対策に有効
  • 8
    全国にて出張オンラインサポートを受けられる

※メーカー・機種によっては連携できない場合がございます。NAS連携をご希望の場合は事前にスタッフにお問い合わせください。

バックアップ機能

TENMAはパソコン、サーバ、NAS、スマホなど様々なデバイスからデータをアップロードすることが可能です。
また、設定時間に定期的な自動バックアップ機能も搭載。
データ世代管理機能により、ExcelなどのデータをTENMA上で上書きした場合に4世代分のデータが自動的にバックアップ保存されています。

データ共有機能

社内での電子取引データの収集は、様々な部署や現場・支店間でのやり取りが想定されます。
TENMAなら離れた拠点や、人ともデータの共有を簡単に行えます。
暗号化によるセキュリティ対策も万全!容量やファイル数を気にせず安全・簡単に共有が行えます。

セキュリティ機能

・アクセス権限による不正アクセス防止
・データ暗号化による情報漏洩防止
・管理者権限機能…ユーザアカウントの自由な作成・管理が可能
・ログ機能…TENMA内から削除されたデータや、削除・変更時間がわかります。

初期設定と出張導入サポート

クラウドストレージに限らず、会社が新しいシステムを導入するということは非常にパワーを必要とします。
ご契約時にお客様のご利用目的やご使用になる環境を、弊社スタッフが事前にヒアリングさせていただき、お客様ごとに応じた初期設定を出張で行います。全国に拠点がありますので、お近くの専任担当が伺います。またリモートでも導入サポートが可能です。

電子帳簿保存法に関わるデータ保存・活用DX化
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